四国で初めて株式会社藤本重機に導入されました。圧入杭材には、従来の広幅型鋼矢板(従来のU形鋼矢板)に比べて工費削減と工期短縮に優れ、海岸や河川の堤防などで本設構造物としての利用が進む「ハット形鋼矢板900」を使用。地盤条件や施工環境に適した圧入施工を行えるよう、1台の機械で「単独圧入」、「ウォータージェット併用圧入」、「硬質地盤圧入」の3種類の圧入工法が選択できる「複合式圧入機」となっています。
ハットクラッシュのメリット
1.モジュール化設計による施工効率化
F301は、構成部品の換装(チャック・チャックフレームの換装とアタッチメントの装着)により、「単独圧入」、「ウォータージェット併用圧入」、「硬質地盤圧入」の3種類の圧入工法が選択できる複合式圧入機です。地盤条件と施工環境に応じて最適な圧入施工を実施でき、汎用性の向上と施工の効率化を図ります。
2.施工性の向上
ハット形鋼矢板900の杭材特性と圧入の優位性を最大限に発揮できる施工を実現します。
2箇所の圧入力点
杭材の両端2箇所に圧入力点(圧入力を加える位置)を設けることで、圧入パワーを確実に伝達します。
安定した反力基盤
3枚の反力杭の継手部を挟んだ状態で掴み一体化させることで、より安定した強い反力基盤を構築できます。
2箇所の圧入力点
杭材の両端2箇所に圧入力点(圧入力を加える位置)を設けることで、圧入パワーを確実に伝達します。
安定した反力基盤
3枚の反力杭の継手部を挟んだ状態で掴み一体化させることで、より安定した強い反力基盤を構築できます。
ハット形鋼矢板の特性
3.硬質地盤への対応
「芯抜き理論」で、砂礫層や玉石層などの硬質地盤でも圧入工法の優位性を損なわずに杭施工を可能にした「硬質地盤クリア工法」これまでの先行機による数多くの施工実績が、工法の優位性を証明しています。
パイルオーガによる掘削はあくまで圧入補助として最小限に抑えるので、排土量は少なく、周辺地盤を乱さないため、強い支持力をもった完成杭を急速に構築できます。また、従来工法では困難とされた傾斜地や水上での施工も可能で、システム施工技術により仮設工事を一掃し、環境負荷を大幅に低減させます
パイルオーガによる掘削はあくまで圧入補助として最小限に抑えるので、排土量は少なく、周辺地盤を乱さないため、強い支持力をもった完成杭を急速に構築できます。また、従来工法では困難とされた傾斜地や水上での施工も可能で、システム施工技術により仮設工事を一掃し、環境負荷を大幅に低減させます
適用杭材 | ハット形鋼矢板900(10H、25H、45H、50H) |
最大圧入力 | 800kN(硬質仕様チャック使用時) |
1000kN(単独仕様チャック使用時) | |
最大引抜力 | 900kN(硬質仕様チャック使用時) |
1200kN(単独仕様チャック使用時) | |
圧入スピード | 2.0~43.5m/min |
引抜スピード | 1.5~32.3m/min |
操作方法 | ラジオコントロール |
移動方法 | 自走式 |
質量 | 硬質地盤圧入仕様(圧入機本体+ホースリール) 13650kg |
ウォータージェット併用圧入仕様(圧入機本体+パイラージェットリール) 12250kg | |
単独圧入仕様(圧入機本体) 11000kg |